Blackmon Power社、Flir i65サーモグラフィカメラとCondoitアプリで設備資産監視を刷新

電気試験業界における設備資産監視は、FlirとCondoitの新たな提携により、かつてないほど速く進むと予想されています。その恩恵をいち早く受けている企業の一つが、シャーロットを拠点とする電力品質および電気試験会社であるBlackmon Powerです。既存のFlirカメラ群に、新しいFlir i65Condoit電気データアプリを組み合わせることで、Blackmon社は、レポート作成時間を8~12時間から5分未満に短縮しました。 

Flir i65+Condoitでよりスマートな設備資産監視 

Blackmon Power社は、産業、商業、ミッションクリティカルな配電システム向けに、独立した第三者による電気試験、アークフラッシュ調査、試運転・立上げサポートを専門に提供しています。これにより、顧客の停電防止、そして最適な状態での施設稼働の継続を支援しています。競争力を維持するため、同社は効率向上とコスト削減につながるツールへの投資を行っています。

FLIR i65 は、新しいiXXシリーズの一部であり、赤外線サーモグラフィ機能とスマートフォン機能を融合させた機種です。一方、Condoitオールインワンアプリは、顧客向けの可視性、自動単線図作成、NFPA 70Bに準拠したメンテナンスを提供するデジタルプラットフォームです。このカメラとアプリを組み合わせることで、より迅速なワークフロー、より簡単な教育訓練、そしてより安全な電気システムのための高品質なベースラインデータの取得が可能となります。 

時間のかかるワークフローの置き換え

以前は、Blackmon Power社の技術者は、SDカードから手動でデータを移し替え、表計算ソフトにメモを入力し、さらにオフィスに戻ってからレポートを作成するのに何日も費やしていました。 

Blackmon Power社の電気試験・プロジェクトエンジニアリング・建設安全部門のプロジェクトマネージャーであるTyler Grant氏は、「最大の時間的制約は、常にバックエンドのレポート作成でした。」と述べています。「より高機能なサーモグラフィカメラと電気データアプリがあれば、私たち自身にとっても、お客様にとっても、時間とコストの削減につながると分かっていました。」

Tyler氏によると、小規模な10~15機器の調査レポートでも通常は約2時間かかり、250~300機器規模の調査レポートでは8~12時間かかることもあったそうです。

「案件によっては、レポート作成だけで必要な総時間の30%を占める場合もあり、それは当社の収益に大きな打撃となります」と、彼は説明します。「Flir i65とCondoitアプリは、私たちのワークフローを大幅に簡素化する絶好の機会でした。」

T5 Data Centersにおける実際の効果

Blackmon Power社は、主要顧客であるT5 Data Centersの新しいKings Mountain Data Center Campusにおいて、Flir + Condoitプラットフォームの試験運用を行いました。カロライナで唯一の「Forever On」データセンターとして設計されており、60MW施設の第1期引き渡しは2026年に予定されています。この専用施設は、信頼性が高く冗長なインフラストラクチャ、優れた接続性、総合的な低リスクが融合した今日のミッションクリティカルなデータセンターユーザー向けの環境を実証しています。

Blackmon Power社の技術者が、i65を用いてKings Mountain Campusの配電設備資産をスキャンし、接続不良や機器の損傷/不具合を示す可能性のある温度異常を検出しました。各IRスキャンに要する時間は15~20秒です。異常があれば、Flirマルチメーターでさらに調査を行います。モデルによっては、i65にデータを転送することも可能です。 

i65のダイレクトクラウド連携機能により、データの即時アップロード、整理、共有に加え、シームレスなレポート作成と分析も可能になります。従来のワークフローでは、レポート作成が技術者の作業時間の最大50%を占めることもありますが、接続されたワークフローではこの割合はほぼゼロにまで低下します。これにより、ユーザーは書類作業ではなく検査作業に集中できるようになります。 

Flir + Condoit:2倍のスピード、リアルタイム連携

Condoitとの連携により、ほとんどのFlir製カメラとワイヤレス接続が可能となり、従来方式の2倍の速度で電気設備のサーモグラフィ検査が実現します。もはや、SDカードから画像を1枚ずつ取り出したり、表計算ソフトやローカルのFLIRソフトウェア上でデータを手作業で整理したりする必要はありません。特に、すべてのデータは自動的にクラウドに同期されるため、顧客が期待するサーモグラフィ品質と精度を維持しながら、現場チームとオフィススタッフとのリアルタイム連携が可能になります。

「Flir i65とCondoitアプリを当社の新しいワークフロープラットフォームとして使用するようになったのは、画期的な出来事でした」と、Tylerは述べています。「私は10〜15年この仕事をしてきましたが、これほど簡単だったことは今までありません。特筆すべきは、このプラットフォームによってレポート作成がオフィスから現場に移ったことです。現場でデータと画像を収集すると、5分以内にレポートを生成できます。クラウドに同期すれば、オフィスの自分の場所からレポートを実行し、すぐに顧客へ送信できます。そのプロセス全体は、以前であれば、大規模案件で8〜12時間かかっていました。」

Condoitアプリは、単に顧客にPDFレポートを送信するのではなく、Blackmon社のクライアントにオンラインポータルも提供します。顧客は、自社の電気システムの健全性を1か所で追跡でき、その管理はすべてBlackmon Powerが担います。このオンラインポータルを通じてより容易かつ幅広くデータへアクセスできるようになることで、複数の施設を保有するT5のような顧客は、保有資産全体にわたるシステム上のリスクや熱異常リスクをより効果的に管理できるようになります。

「Flir i65とCondoitアプリの導入により、私たちのワークフローは以前より100倍良くなりました」と、Tyler氏は語っています。「T5で使用しただけでも、これが当社の前進に大きく役立つことはすでに分かります。また、現場でのミス削減にもつながるでしょう。以前は、データ不足やエラーの可能性を確認するため、現場の技術者に電話しなければならないことがよくありました。現場の技術者がリアルタイムでデータを入力できるため、エラーが最小限に抑えられ、レポートの精度が10倍向上します。そのプロセスは、はるかに容易になりました。」

スキル格差の解消

モーターのサーモグラフィ検査に使用されているFlir i65とCondoit

検査チームの約60%が熟練したサーモグラファー不足に直面しており、i65はその技術格差を埋めるのに役立ちます。直感的でアプリ案内型のワークフローにより、経験の浅い技術者でも熟練者レベルの検査を行い、資産の状態を正確に評価しやすくなります。実際、CondoitとFlir i65によるソリューションは、非常に簡単かつ迅速に利用できるため、顧客から要望があれば、Blackmon社がベースラインデータを取得する際にも役立ちます。

通常、異常のないデータは顧客から依頼があった場合にのみ収集します。そうでなければコストが高くつくからです。顧客負担が2倍、場合によっては3倍になることさえあります」と、Tyler氏は説明しています。「しかし、Flir i65とCondoitを活用すれば、データ収集が非常に容易になるため、現場のすべての電気部品のベースラインデータを収集し、画像を生成することができます。T5のような顧客へのコストを心配する必要もありません。」

電気試験に革新をもたらす存在

Flir i65とCondoitプラットフォームは、スピード向上以上の価値を提供します。顧客向けポータルを通じて透明性を提供し、エラーを減らし、レポート作成を簡素化し、設備資産監視の新たな標準を打ち立てます。

 「Flir i65/Condoitプラットフォームで、当社チームは競合他社をはるかに引き離すことができます」と、Tyler氏は締めくくっています。「これは、より整理されていて、より使いやすく、顧客にとっても優れたものです。さらに、バックエンドでのレポート作成機能も非常に優れています。さらに、i65があれば、別途のスマートフォンやデジタルカメラは必要ありません。これは、今後何年にもわたって当社のビジネスを変えていくことになるでしょう。」


赤外線検査を2倍高速化

CondoitはFlir製カメラと連携し、専門性が高く正確な電気設備サーモグラフィレポートを、従来の半分の時間で作成します。詳細については、今すぐデモをご予約ください。 

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